群論と対称性
第 4 回 Maxima を使う

maxima は無料で利用できる数式処理ソフトウェアである。 GAP が代数学に特化しているのに対し、maxima はより汎用的に利用できる。近似計算や関数のグラフの描画など、GAP にない機能も多く、状況によって使い分けるとよい。

maxima の起動と終了

maxima を起動するにはコマンドラインから maxima とする。

knoppix@Microknoppix:~$ maxima

Maxima 5.22.1 http://maxima.sourceforge.net
using Lisp GNU Common Lisp (GCL) GCL 2.6.7 (a.k.a. GCL)
Distributed under the GNU Public License. See the file COPYING.
Dedicated to the memory of William Schelter.
The function bug_report() provides bug reporting information.
(%i1)

これが一番基本的なテキストベースの maxima であるが、グラフィカルインターフェイスをもった xmaxima も利用できる。メニューから起動したときには xmaxima が起動する。また wxMaxima も GUI をもった maxima である。好みのものを使えばよいであろう。

maxima の終了は

(%i1) quit();

とすればよい。 GUI の場合はメニューから「終了」としてもよい。

maxima はユーザー数も多く、文献や解説のホームページなども多い。ここでは詳しい説明はしないが

葛西真寿さんによる解説 (外部サイト)
Maxima 入門ノート (外部サイト)

などを参考に自分で色々とやってみてほしい。 maxima で検索すれば、他にも多くの有用なホームページが見つけられるであろう。

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Akihide Hanaki (Shinshu University)

群論と対称性第 4 回 Maxima を使う

maxima の起動と終了

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第 4 回 Maxima を使う