Some small scripts for epub
.epubは所謂電子ブックファイルの一つです.
仕様は公開されており, readerプログラムも幾つかあります.
確かiPadとかに入っている電子ぶっくリーダのデフォルトの形式だったと思います.
折角仕様が公開されているので
.epubを作る為の方法と,
其れを手助けするためのすくりぷとを公開してようと思います.
安直につくっており, 上書きの確認などはしません.
既存のファイルを消したりしてしまう可能性がありますので,
使用は十分注意して自己責任でお願いいたします.
基本的な方法
(複数の)文書をxhtmlでかいて, それらを纏めてepubにする方法.
epub作成のためのすくりぷとをPythonでかいてみました.
- 作業用のでぃれくとりを作る.
- 文書のファイルを作業用のでぃれくとりにコピー(画像のふぁいるとかも必要ならコピー).
作業用のでぃれくとりに移動.
- epub 作成の補助ぷろぐらむを起動し, 情報を入力する.
入力をするとepubが作成される:
python test.py
- 最終的に作成するファイル名.
入力は必須.
.epub
は除いた名前を入力.
スペースはいれない方が吉.
日本語とかは使わないほうが吉. (例えばhogehoge.epubを作成したいときにはhogehoge)
- 一時的にファイルを纏めるためのでぃれくとり名.
デフォルトで良い時はただenter.
-
タイトルとかの情報. 必須のものに対し空を入力したばあいは`
?
'と表示されもう一度入力を促される.
-
構成ファイルの入力(入力した順に目次にのる):
- まず, 種類を入力.
p
は本文とか.
s
は画像とかの様に目次には載らないけど, 本文から呼出されるファイル.
普通はこのうちのどちらか.
a
は例えば脚注だけをまとめたもののような,
主ではないふぁいる(リーダによっては別なwindowに表示したりするかもしれない).
目次にはのる.
q
または空はファイル入力終了.
- ファイル名の入力. 拡張子でファイルの種類を判定している. サブでぃれくとりに入っていてもよい.
標準ではないファイルの場合, そのファイルを表示できないシステムで読む時の
代替となるファイル(fallback file)の入力を促される.
(pdfは標準ではないので代替を用意しなければいけないことに注意)
代替ファイルも標準ではない形式でもよいが,
その場合は代替ファイルのための代替ファイルの入力が促される.
標準の形式が入力されるまで延々と続く.
-
一連のファイル名を入力後,
目次に載せるタイプのファイルであれば
目次に載るタイトルの入力をうながされるので入力.
DVI2EPUB
(一つの)文書をTeXでかいて, それをコンパイルしたdviをつかってepubにする方法.
基本的な方法で使った補助ぷろぐらむ(Pythonが必要)を使います.
PDFに変換するためにdvipdfmxを使います.
また, 代替ふぁいるを作成するためdvipngを使います.
Windowsでもいけなくもないとおもいますが,
Linuxの方が間単だとおもいます.
- 作業用のでぃれくとりを作る.
- 目的のdviファイルを作業用のでぃれくとりにコピー
(画像のふぁいるとかも必要ならコピー).
作業用のでぃれくとりに移動.
- 目的のdviファイルの名前をx2.dviに変更
(次に実行するしぇるすくりぷとが手抜きでファイル名をx2.dvi決め打ちにしているため.
自分は文書をでぃれくとり名で管理しており,
自分が作るLaTeXのファイルはいつもx2.texだという理由で手をぬいている.)
- 代替ファイル作成用しぇるすくりぷとを実行, manifestconf, fallback.xhtml, fallbal.*.png などが作られる:
bash test.sh
- epub 作成の補助ぷろぐらむを起動し, 情報を入力する(必要なファイルの情報はmanifestconfにかいてあるのでそれを使い入力する).
入力をするとepub作成用のしぇるすくりぷとが作成される:
cat - manifestconf - |python test.py
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