Dvi ファイルから PS ファイルへの変換

TrueType フォントの文字イメージを参照出来るような PostScript ファイルを得る方法として次のようなものが考えられます。 三番目の方法は良く理解していませんので省きます。最近の PS プリンタにはこれが利用出来るものがあります。

TrueType フォントを PostScript フォントに変換して PS ファイルに埋め込む

ここでは dvipsk を VFlib 対応にすることにします。 dvipsk に pTeX 対応パッチを当てた後でさらに VFlib 対応パッチを当てます。 あとは普通に make、make install します。

次に psfonts.map にエントリを作成します。エントリは

jfm名     PS名           <`vfontcapでの名前
の形で作って下さい。記号「<`」は「小なり」と「バッククォート」です。 いま考えている HG 行書体の場合ならば
hgrgy     Ricoh-HG-Gyosho-H    <`gyosho
hgrgyv    Ricoh-HG-Gyosho-V    <`gyosho
となります。

Ghostscript を使って文書全体の PS イメージを作ってしまう

ここでは dvipsk には触らずに gs を利用してみます。必要な作業は 「プリンタが PostScript プリンタでない場合」 に従って psfonts.map と kconfig.ps を編集するだけです。然る後に例えば "sample.dvi" を目的の PS ファイルに変換するには次のようにすれば良いでしょう。
% dvips sample > tmp.ps
% gs -q -dNOPAUSE -dSAFER -dBATCH -sDEVICE=pswrite -sOutputFile=sample.ps tmp.ps
ただ少し実験してみた感じでは特に PSTricks などを利用した画像の質がかなり変化してしまうように見えます。
フォント等の準備
フォント定義ファイルとスタイルファイルの作成
一つ上のページ