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信州数理科学研究センター

数理科学談話会


2020年2月7日(金)
15:00 - 16:00
2019年度第6回数理科学講演会
化学反応速度を計測するレーザー分光
講演者:加藤 隆二 氏 (日本大学工学部・教授)
化学反応の速度や反応中間体を知ることは化学計測の一つの大きな課題である。開発されてきた様々な研究手法のなかで、レーザーを用いた過渡吸収分光法は、既に複数のノーベル化学賞の対象になったことからもわかるように、とくに高速化学反応の解明になくてはならない手法である。本講演では過渡吸収分光法の原理と装置の実際、それを用いた化学反応速度の解析手法について、実際の研究結果を例にあげながら解説する。
世話人:浜崎 亜富,庄子 卓 (理学系)
会場:理学部第8講義室(理学部講義棟3F)


2020年1月15日(水)
16:20 - 17:50
2019年度第5回数理科学講演会
数理生態学と野生鳥獣管理
講演者:松田裕之 氏 (横浜国立大学・教授)
かつてシカ、クマ、サル、トド、カワウは乱獲の影響などもあって個体数が激減し、保護政策をとっていた。いつの間にかこれらの野生動物は多くの地域で個体数が回復し、中山間地の過疎化も相まって農林水産業の獣害問題が深刻になり、国立公園の自然植生にも大きな影響を与えている。捕獲統計はあるが個体数推定は不確実だった。道東のエゾシカは行政は当初12万頭説だったが、私は現場を見ずに20万頭説を唱え、行政も見解を修正した。クマやサルは個体数だけでなく、個体の人慣れ防止が被害対策の重要な鍵となっている。 そのためにモニタリング項目自体が追加された。このような事例を通じて、数理モデルと獣害対策の現場の相互作用、ひいては自然観の比較を紹介する。
キーワード:数理モデル、人口動態、野生動物、個体群生態、環境科学
講師の専門分野:進化生態学、保全生態学、環境リスク,水産資源学
世話人:浅見崇比呂 (理学系)
会場:数理・自然情報合同研究室(理学部A棟4F)


2019年12月17日(火)
15:30 - 17:00
2019年度第4回数理科学講演会
ブラックホールの微視的状態と弦理論
講演者:重森正樹 氏 (名古屋大学・特任教授)
ブラックホールは非常に不可思議な存在である。ブラックホールの巨視的物理は近年比較的よく理解されているが、その微視的物理にはよく分かっていないことが多い。特に、その微視的状態がどのようなものなのかが分かっていないことが問題である。本講演では、弦理論を用いたブラックホールの微視的状態の研究、特に、微視的状態を超重力理論を用いて具体的に構成しようという研究を概観し、さらに最近の発展についても述べる。
キーワード:ブラックホール、微視的物理、弦理論
講師の専門分野:弦理論
世話人:奥山 和美 (理学系)
会場:数理・自然情報合同研究室


2019年11月12日(火)
15:00 - 16:30
2019年度第2回数理科学講演会 (第202回 物質循環談話会)
デジタルカメラを用いた高山帯モニタリングの紹介と気候変動に対する適応策について
講演者:小熊 宏之 氏 (国立環境研究所、生物・生態系環境研究センター/室長)
気候変動の影響による高山植物の種類や分布,開花時期などのさまざまな変化が世界各地で報告されており,長期的なモニタリングの必要性が世界的に認識されています.国立環境研究所では山小屋などの協力を得て定点観測カメラの設置をすすめ,積雪・融雪過程や植生フェノロジーのモニタリングを行っています.本講演では同モニタリングの紹介に加え,将来的な気候変動下における高山植物の変化予測と適応策について紹介します.
キーワード:気候変動影響,適応策,中部山岳地域,大雪山国立公園,分布推定
講師の専門分野:リモートセンシング
世話人:村越 直美 (理学系)
会場:理学部13番教室
(主催:信州数理科学研究センター, 共催:物質循環談話会)


2019年11月1日(金)
10:00--11:30, 13:00--14:30(2講演), 15:00--16:30(演習)
第3回「数理科学+水と光」講演会
TDA「Mapper」入門:データの「形」を見よう
講演者:エスカラ エマーソン 氏 (理化学研究所 革新知能統合研究センター 特別研究員)
近年、「データの形」に焦点を当てる位相的データ解析というデータ解析が注目を集めています。その中、Mapper は位相的データ解析の代表的な手法の一つであり、データに内在するループや枝分かれといった位相的構造を抽出して可視化することができます。現在では、医学、生化学や経済などの諸科学の問題に応用されています。本講義では、前半でMapper の背景とアルゴリズムについて解説します。簡単な例を用いて、実際に Mapper がどのようにして構造を抜き出しているのかを確認します。次に、様々な応用例を紹介します。最後に、Mapper の実演習を python で行い、Mapperでの位相的データ解析を体験していただきます。
世話人:玉木 大,竹下 徹,栗林 勝彦 (理学系)
会場:信州大学理学部多目的ホール (理学部A棟1階) (講演会) , 数学科計算機室 (理学部A棟5階) (演習)
(主催: 【N・E・X・T シーディング支援事業】 共催: 信州数理科学研究センター, 「水と光」研究会)


2019年8月6日(火)
15:00 - 16:30
「数理科学 + 水と光」 講演会(主催:【N・E・X・Tシーディング⽀援事業】 共催:「水と光」研究会, 信州数理科学研究センター)
Topological Data AnalysisのAI適用に向けた取り組み
講演者:梅田 裕平 氏 ((株)富士通研究所 人工知能研究所 オートノマス機械学習PJ 主任研究員)
ビッグデータやAIの進展により産業界においてもデータ解析の重要性は高まっている。一方で,現在のデータ解析の手法は,いまだ統計的な解析によるものがほとんどである。そのなか,近年統計解析とは異なる視点でデータ解析を行う手法が研究されている。本講演ではその中で幾何学的な視点でデータ解析を行うTopological Data AnalysisのAI分野への実適用に関する取り組みを紹介する.
キーワード:Topological Data Analysis, AI, 時系列解析
講師の専門分野:幾何学,Topological Data Analysis, 機械学習
世話人:玉木 大,竹下 徹,栗林 勝彦 (理学系)
会場:信州大学理学部第一講義室


2019年4月18日(木)[2019年度第2回数理科学談話会]
16:30 - 17:30
Direct and inverse spectral problems for 1 and 1.5 dimensional differential operators
講演者:Igor Trushin 氏 (信州大学理学部数学科)
会場:数理・自然情報合同研究室 (理学部A棟4F西端)


2019年4月15日(月)[2019年度第1回数理科学談話会]
16:30 - 18:00
The algebra and geometry of ordered set partitions
講演者:Brendon Rhoades 氏 (University of California, San Diego)
An ordered set partition is a set partition equipped with a total order on its blocks. For positive integers $k \leq n$ we study the family of ordered set partitions of $\{1, 2, \dots, n \}$ into $k$ blocks. When $k = n$, we recover permutations in the symmetric group $S_n$. We describe extensions of the coinvariant ring and the flag variety from permutations to ordered set partitions and give connections to the Delta Conjecture of symmetric function theory. Joint with Jim Haglund, Brendan Pawlowksi, and Mark Shimozono.
会場:数理・自然情報合同研究室 (理学部A棟4F西端)